アトピー(アトピー性皮膚炎)
アトピー性皮膚炎とは
![]() 慢性的に皮膚のかゆみが強く湿疹を繰り返します。患者さんの多くは、“アトピー素因”を持っています。
このような、遺伝的な体質に、乾燥した環境や、汗をかくこと、ひっかいて傷をつけたりすること、心的ストレスなどが、さらに誘因となるのです。
|
アトピー性皮膚炎の原因
遺伝的原因と環境などの原因が複合された時、アトピー性皮膚炎を引き起こします。
アトピー性皮膚炎は、“日々のスキンケアと治療”との長い付き合いが必要な、根気のいる疾患です。
|
アトピー性皮膚炎の治療
| 【外用療法】 ・ステロイド剤:副腎皮質ホルモンの付け薬です。優れた抗炎症作用、免疫抑制作用があります。薬の強さは、5段階に分けられていますが、炎症の強さ、外用する部分によって、使い分けます。副作用が心配で、使用を拒む方もいらっしゃいますが、正しい使い方をすれば、副作用(皮膚が薄くなる、毛細血管が拡張する、感染しやすくなるなど)が出る危険性は極めて低いと言えます。皮膚科医の指導のもと、正しく使用して下さい。 ・非ステロイド外用剤:弱い抗炎症作用をもつ付け薬です。ステロイドに変わる治療法にはなりませんが、ステロイドと上手に組み合わせて使用すると、効果を発揮します。 ・免疫抑制剤(タクロリムス):ステロイド以外に、効果的な薬がなかった中、アトピー性皮膚炎の新たな治療薬として登場しました。 特に、ステロイドではなかなか治らなかった、顔の赤みに効果を発揮します。抗炎症作用を持つつけ薬です。薬を塗り始めて数日間は、熱感、刺激感をほとんどの方が感じます。この反応が落ち着く頃に赤みやかゆみが消失します。 |
||
| 【内服療法】 抗アレルギー剤、抗ヒスタミン剤の内服により、かゆみを抑えます。 アトピー性皮膚炎の悪化の原因である、掻く行動を抑えることはもちろん、かゆみによる寝不足やイライラ、ストレスを抑えることにもつながるため、症状によって、増減しながら処方します。 重症の場合には、精神安定剤なども併用すると、発疹の軽快につながることがあります。 |
||
| 【スキンケア】 アトピー性皮膚炎は、軽快、増悪を繰り返す疾患です。しっかりとスキンケアを行えば、軽快もしくは寛解の期間をより長くすることが出来る方がたくさんいます。
|
|||
|
|||
![]() |
アトピー(アトピー性皮膚炎) 【秋の対策】 秋に気をつけるポイントは、気候の変化と花粉です。 この時節には朝晩と昼間との寒暖の差が大きくなります。また大気は乾燥したりじめじめしたりを繰り返しながらも少ずつ乾燥していきます。 寒暖に伴い温熱蕁麻疹あるいは寒冷蕁麻疹など痒みが出現することがありますので、その場合には抗アレルギー剤の服用が有用です。乾燥に対しては、保湿を主体としたスキンケアを行ってください。 また秋にはブタクサ、カナムグラ、ヨモギなどキク科の雑草やススキ、シバなどのイネ科の雑草花粉が飛散します。それらに対してアレルギーのある方には、特に顔面に湿疹(花粉皮膚炎)が出現することがあります。 洗浄、保湿、そしてタクロリムス軟膏の外用が有効です。 |
||




