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アトピー性皮膚炎【夏の対策】
夏は汗と紫外線に注意しましょう。
発汗は大切な生理機能です。体温調節はもとより、汗に含まれる保湿成分や抗菌成分などが皮膚の健康維持に役立ちます。アトピー性皮膚炎では汗の体表への排出が滞り、うつ熱やかゆみが出現することがあります。半身浴や適度な運動負荷により発汗できるよう慣らすことが重要ですが、その過程でかゆみを強く感じる場合には保冷剤等でクーリング、タオルなどで優しく拭う、水洗、帰宅後早めの入浴、シャワーなどが有用です。
また紫外線により過敏反応(かゆみや赤み)が出る場合には、陽射しをなるべく避け、肌に合う遮光クリームをつける、などの対策をしましょう。
外用剤ですが軟膏剤はべたつき感が生じ、毛疱炎やニキビがおきることがあります。皮膚の状態に応じてクリーム剤やローション剤が有効な場合があります。
2019-7-26 | Posted in info | Comments Closed
アトピー性皮膚炎【梅雨の対策】
梅雨は汗と湿度に注意です。
発汗は大切な生理機能です。汗の中には保湿成分や抗菌成分があるので、体の恒常性を維持するためにも健康的な汗をしっかりかくことは大事です。一方で、汗はかゆみの増悪因子となることがあります。汗でかゆみを感じる場合には、タオル等でこまめに汗を拭き、可能であれば水等で洗いましょう。
またアトピー性皮膚炎では汗をかきにくい人(汗が体表に到達できない場合や、汗腺機能自体が低下している場合があるようです)がいます。
うつ熱傾向になるため熱中症に注意してくだい。外用剤について一言。軟膏の基材は梅雨にはべたつき感が生じ、そのため毛疱炎やニキビがおきることがあります。皮膚の状態に応じてクリームやローションへの変更が有効な場合があります。
2019-6-21 | Posted in info | Comments Closed