アトピー性皮膚炎 秋の対策

秋に気をつけるポイントは、まず気候の変化です。日内あるいは週内での気温差が大きくなり、大気も徐々に乾燥しますが、寒暖による痒みには抗アレルギー剤が有効な場合があります。乾燥に対しては保湿を主体としたスキンケアを、ステロイド等の外用薬はローション基材では乾燥が改善しにくい場合があるため軟膏基材が有用でしょう。

一方、秋にはセイタカアワダチソウ(アキノキリンソウ)、ブタクサ、ヨモギなどキク科の雑草やススキ、シバなどのイネ科の雑草の花粉が飛散しますが、鼻炎、結膜炎症状に加えて顔などにも痒みが出現することがあります。特に大型の雑草であるセイタカアワダチソウの群生する場所には近寄らない方が良いでしょう。

コロナ禍でマスク着用が続いていますが、その機械的刺激や蒸れによると考えられる皮膚炎や座瘡等が出現することがあります。肌触りのよいマスクを着け、可能な状況ではこまめな着脱と洗顔(水洗)など工夫もしましょう。