アトピー性皮膚炎【春の対策】

【春の対策】

注意するポイントは、花粉、紫外線、汗です。
広島市内では2月上旬から花粉が飛散していますが、花粉刺激によりマブタなどに花粉皮膚炎が出ることがあります。花粉の多い日には帰宅後早めに洗顔やシャワーなどで花粉を洗い流しましょう。女性に多い傾向がありますので、化粧はしっかり、保湿もたっぷり、を心掛けてください。予防が第一ですが治療にはタクロリムス軟膏やマブタ用ステロイド外用薬を用い、症状によっては抗アレルギー薬を内服します。
また3月から紫外線が強くなります。アトピーは紫外線によって悪化することがありますので、お出かけには帽子や日傘を、また長時間の露光に際しては遮光クリームを考慮しましょう。
ゴールデンウイークの頃から気温が上がり、汗をかきやすくなります。汗でアトピーは悪化することがありますが、汗の良い面も理解されるようになってきました。汗に含まれる抗菌ペプチドや免疫グロブリンは皮膚にすみついている善玉菌である常在菌を守り、有害な病原菌の侵入を防ぐという働きがあります。また保湿とPH調節に大切な尿素や乳酸等も含んでおり、汗を上手にかくことは丈夫な皮膚を造ることにつながるのです。汗を避ける生活習慣等から発汗機能が低下しているケースもありますが、アトピー克服のために汗をかく体に戻しましょう。とはいえ・・・汗のためかゆみがひどい場合には、濡らしたタオルやシャワーなどで軽く洗い落とすよう工夫も併用してください。