アトピー性皮膚炎【春の対策】

【春の対策】

注意するポイントは、花粉と紫外線です。

広島市内では2月中旬から花粉が飛散しています。午後に加え夜半から明け方にかけても花粉は飛びますが、その花粉によって顔、特にマブタ周囲に湿疹が出ることがあります(花粉皮膚炎)。花粉の多い日、顔のかゆみが強い場合には帰宅後、早めに洗顔やシャワーなどで花粉を洗い流すようにしましょう。この湿疹は女性に多い傾向がありますので、化粧はしっかり、保湿もたっぷり、を心掛けてください。

治療にはタクロリムス軟膏やマブタ用ステロイド外用薬が有効で、症状によっては抗アレルギー薬も内服します。

また3月中旬から紫外線が徐々に強くなります。そのピークは夏至の頃ですが、アトピー性皮膚炎は紫外線により悪化することがあります。お出かけには帽子や日傘を、また長時間の露光には遮光クリームを考慮しましょう。

なおゴールデンウィーク前後からは気温が上がり、汗をかきやすくなります。汗自体は保湿成分や抗菌ペプチドを含み、体温調節のためにも人体の恒常性維持に必要です。それでもかゆみがある場合には濡らしたタオルやシャワーなどで軽く洗い落としましょう。

なお、昨年12月中国武漢に端を発した新型コロナウィルス(COVID-19)感染症ですが国内をはじめ世界に拡散しています。日本環境感染学会ホームページ(www.kankyokansen.org)にCOVID-19に関する詳細な情報が掲載されていますのでご参照ください。